該非判定について
該非判定とは、輸出する貨物や提供する技術が、規制されているものではないか判定することを言います。
購入品の場合は、明らかに非該当品と判断できるものを除き、購入元から該非判定書を入手し、リスト規制に該当か非該当か確認します。
自社製品の場合は、貨物のスペック等をよく知っている部門の方が、パラメータシート等を使用し、該当するスペックではないかリスト規制を確認します。
また、キャッチオール規制は輸出者である御社が、用途と需要者、インフォーム通知が来ていないか確認をします。
リスト規制とキャッチオール規制を確認して、全て非該当であれば、輸出することができます。
該非判定を行うことなく、輸出した場合、思わぬ事故を起こしかねません。
輸出管理の事故は、非常に重い罰が待っています・・・。
必ず、リスト規制とキャッチオール規制を判定して輸出するようにして下さい。
そして、もし該当品であれば、経済産業大臣の許可を取らないと輸出することはできません。必要な申請を行ってください。
最後に法令判定は、間違いの無いよう、複数の部門で判定されることをお勧め致します。